株式会社Nexadata(本社:東京都港区、代表取締役CEO:槍田三四郎)は、電気工事の数量拾いを支援する積算AIプラットフォーム「SAKUJI(サクジ)」の正式提供を、2026年9月1日に開始しました。自社の担当者がAIの検出結果を確認・補正するセルフプランを、月額9,900円(税込)から提供しています。
SAKUJIは、図面から品目・数量の候補を検出し、図面上の該当箇所とともに表示します。数量拾いの負担を減らすとともに、担当者による確認・補正の記録を、社内での共有や引き継ぎに活用することを支援します。
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提供の背景
積算は、工事を受注するための見積を支える仕事です。図面を読み、必要な品目と数量を拾い出し、工事の内容に照らして確かめます。その一連の作業には、経験に裏打ちされた判断と、一つずつ数え、転記する時間の両方が必要になります。
数量拾いに時間を取られるほど、見積内容の検討や次の案件への対応に使える時間は限られます。また、確認した内容や補正の理由が担当者の手元にとどまると、他の担当者への引き継ぎも難しくなります。
Nexadataは、電気設備図面を起点に、実際の業務での検証と改良を重ねてきました。2026年7月のセルフ型の先行提供を経て、同年9月1日から「SAKUJI」として正式提供しています。
SAKUJIの特長
数量拾いを支援し、確認と判断に時間を使える
アップロードした図面からAIが品目・数量の候補を検出します。担当者は検出結果を確認し、必要に応じて追加・補正することで、数量を確定します。
図面と結果を照合できる
検出結果と図面上の該当箇所を対応づけて表示します。数量の根拠を図面に戻って確認でき、拾い漏れや過剰な検出の確認・補正に役立てられます。
確認・補正の記録を、次の担当者につなぐ
確認した内容や補正の記録を業務履歴として蓄積します。担当者間で結果を共有し、拾い方をそろえるための手がかりとして活用できます。
既存のCAD・見積システムを生かし、見積書出力まで対応
SAKUJIは、数量拾いから、そのまま実務で使える見積書の出力まで対応しています。API対応についても別途相談を受け付けています。既存のCADや見積システムを引き続き利用できるため、現在の業務の進め方を大きく変えることなく、積算業務の省力化・省人化を実現できます。
利用の流れと提供プラン
セルフプランの基本的な流れは、案件を登録し、図面をアップロード、AIの検出結果を確認・補正したうえで出力する4ステップです。確定した数量データはExcel・CSV形式で出力でき、そのまま実務で使える見積書の出力にも対応しています。
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プラン | 主な利用方法 |
|---|---|
セルフプラン | 自社の積算担当者がAIの検出結果を確認・補正します。月額9,900円(税込)から |
おまかせプラン | 図面を預かり、AIと設計士・積算士による確認・補正まで対応します |
エンタープライズ | 既存の業務やシステム、組織規模に合わせて、全社での活用方法を個別に設計します |
セルフプランの基本料金には1名分の利用料を含みます。追加ユーザーや図面処理枚数の追加には別途料金が発生します。機械設備図面を含む対応範囲や対象品目は、実際の図面を確認のうえ個別に案内します。
自社実測で確認した工数削減
当社BPO部門の設計士・積算士による実測では、設計図面30枚・1案件の積算工数が112.5時間から12.5時間となり、100時間、88.9%の削減を確認しました。
測定対象 | 導入前 | 導入後 | 削減率 |
|---|---|---|---|
積算工数 | 112.5時間 | 12.5時間 | 88.9% |
設計・積算・見積の統合工数 | 117.5時間 | 32.5時間 | 72.3% |
※設計図面30枚・1案件を対象に、当社BPO部門の設計士・積算士が行った自社実測です。電気設備サブコン・専門工事業者向けに、設計作業と見積作業を同時に行う条件で算出しました。積算工数と設計・積算・見積の統合工数は、対象とする工程が異なります。セルフプラン単独の利用効果を示すものではなく、第三者による検証を経た数値でもありません。効果は図面や対象品目、確認体制などにより異なります。
群馬県での社会実証と今後の展開
Nexadataは、LLE株式会社、株式会社ワークエントリーとともに、群馬県「令和8年度ぐんま未来共創トライアル補助金」に採択された社会実証を進めています。県内の建築・電気・設備会社を対象に、AIと専門人材による支援を実際の積算業務に適用し、業務負担の軽減と運用の定着を検証します。
今後は、電気設備図面を軸に対応できる図面・工種を順次広げ、見積作成機能の充実や案件管理への対応を進めます。実証の成果は、2027年3月に予定されている県の成果発表会で報告する予定です。
Nexadataは「建設の知を、データで次世代へ紡ぐ。」をミッションに、積算を担う人の経験と判断を、組織で引き継げる基盤づくりに取り組みます。
関連情報:
お問い合わせ
SAKUJIの導入相談・デモ、取材、本リリースに関する問い合わせは、以下で受け付けます。
- サービスサイト:https://sakuji.jp/
- 取材・広報窓口:株式会社Nexadata 広報担当
- メール:info@nexadata.co.jp
- 電話:050-1792-4088
- お問い合わせフォーム:https://www.nexadata.co.jp/contact
株式会社Nexadataについて
- 会社名:株式会社Nexadata(ネクサデータ)
- 設立:2025年7月2日
- 代表者:代表取締役CEO 槍田 三四郎
- 資本金:非公開
- 本社:〒105-0012 東京都港区芝大門1-2-14 H¹O浜松町702号室
- 群馬支社:〒370-0849 群馬県高崎市八島町117-8 第一明構ビル5階
- ミッション:建設の知を、データで次世代へ紡ぐ。
- 事業内容:建設業向けAI・データ活用サービスの開発・提供/受託システム開発サービスの提供
- コーポレートサイト:https://www.nexadata.co.jp/
