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群馬県「ぐんま未来共創トライアル補助金」に採択されました ― 電気・設備サブコンの積算業務変革に向けた社会実証を開始します

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プレスリリース

プレスリリース|2026年7月27日

株式会社Nexadata(本社:東京都港区芝大門1-2-14、代表取締役CEO:槍田三四郎)は、群馬県が実施する「令和8年度ぐんま未来共創トライアル補助金」において、当社を代表事業者とするコンソーシアムの提案「群馬県内電気・設備サブコンの積算業務変革に向けた、AI×BPOによる業界標準DXモデルの社会実証」が採択され、2026年7月27日付で交付決定を受けたことをお知らせいたします。

本事業では、群馬県内で電気工事・設備工事を営む事業者の積算業務を対象に、AI積算プラットフォーム「AI-con Next」と専門オペレーターによる業務支援を組み合わせたモデルを、実際の業務環境において検証します。県内50社規模での実証を通じて、地域の建設業が共通して抱える積算業務の課題に対する解決モデルの確立を目指します。

積算の属人化は、地域の建設業が最初に直面する課題

建設業の積算は、図面を読み解き、必要な数量を拾い出し、価格を組み立てる一連の判断からなります。その多くは長年の経験に支えられた暗黙知であり、標準化されないまま個人に蓄積されてきました。

一方で、事業者が直面する現実は厳しさを増しています。技能者の高齢化と人材確保の難しさが進むなかで、積算を担える人材は限られています。加えて、元請からの見積依頼に対しては短い納期での対応が求められ、一件ごとの図面読解・数量拾い出しに要する工数が、受注機会そのものを制約する要因になりつつあります。

この課題は、地域に根ざした一人親方・中小のサブコントラクターほど深刻です。積算を担う人材の層が薄く、業務が特定の個人に集中しやすいためです。積算の属人化と時間コストは、もはや個社の努力で解決できる範囲を超え、地域の建設業全体が共有する構造的な課題になっています。

これまでに確認できたこと、これから検証すること

Nexadataはこれまで、顧客と伴走しながら積算AIを実際の図面に適用し、その精度と実用性を検証してきました。自社のBPO部門に所属する設計士・積算士による実測では、次の結果が確認されています。

検証項目

導入前

導入後

削減率

積算工数

112.5時間

12.5時間

88.9%

設計・積算・見積の統合工数

117.5時間

32.5時間

72.3%

※設計図面30枚・1案件あたりの数値です。電気設備サブコン・専門工事業者向けに、設計作業と見積作業も同時に行うものとして算出しています。自社BPO部門の設計士・積算士による実測結果であり、第三者による検証を経たものではありません。

ただし、これは単一の条件下で当社が確認した結果にとどまります。実際の事業者の業務環境では、図面の様式、凡例の書き方、対象品目、社内の確認体制が一社ごとに大きく異なります。ある一社で得られた効率化が、他社でそのまま再現される保証はありません。

本事業で検証するのは、次の3点です。

  • 再現性 ― 複数の事業者の実際の業務環境において、同等の効率化が再現できるか
  • 標準化 ― AIの出力を人が確認・補正する運用を前提としたとき、担当者による品質のばらつきをどこまで抑えられるか
  • 業界標準としての汎用性 ― 一社ごとの個別最適にとどまらず、地域の業界全体で共有できるモデルを構築できるか

単独の企業向けサービスとしての有効性から、地域の業界標準として通用するモデルへ。本事業をその検証の場と位置づけています。

実証期間は2026年8月~2027年4月を予定しています。

実施体制

本事業は、株式会社Nexadataを代表事業者とするコンソーシアムにより実施します。

事業者

役割

株式会社Nexadata(代表事業者)

AI積算プラットフォーム「AI-con Next」の開発・提供、実証全体の統括

株式会社ワークエントリー

県内企業との接点、地域人材の採用、県内導入候補の開拓

LLE株式会社(一級建築士事務所)

実案件および正解データ提供と評価体制、新築および改修図面で精度・工数を検証、同業他社へのリファレンス

群馬に拠点を置く事業者として

Nexadataは2026年3月に群馬支社(高崎市)を開設し、県内の電気工事・設備工事・建築工事事業者との対話を重ねてきました。本事業は、その取り組みの延長線上にあります。

積算業務の課題は、図面や見積書といった書類の上だけでは把握できません。どの工程で誰が何を判断しているのか、なぜその判断が必要なのかを理解しなければ、実務で使えるモデルにはなりません。群馬県高崎市に拠点を持ち、県内の事業者と近い距離で協働することを、本事業の前提と位置づけています。

実証にご参加いただける事業者を募集します

本事業では、群馬県内で電気工事・設備工事を営む事業者のみなさまのご参加を募集しています。

  • 対象:群馬県内で電気工事・設備工事を営み、社内で積算・見積業務を行っている事業者
  • ご参加いただく内容:実際の図面を用いた積算業務でのAI活用、および業務実態に関するヒアリングへのご協力
  • ご利用形態:セルフモード/おまかせモードのいずれか、または両方
  • 費用:お問い合わせください(目安:既存CAD製品の月額と同等またはそれ以下)
  • 募集規模:50社程度

自社の積算業務にどれだけの工数がかかっているかを可視化する機会としてもご活用いただけます。
導入を前提としないご相談でも構いません。ご関心をお持ちの事業者のみなさまは、AI-con Nextのサービスサイトよりお問い合わせください。

▼ 実証へのご参加・ご相談はこちら https://www.ai-con-next.com/#contact

※お問い合わせフォームの「ご相談の目的」より「群馬県実証事業への参加相談」をお選びください。【要対応:LPフォームへの選択肢追加が必要】

補助事業の概要

項目

内容

補助事業名

令和8年度ぐんま未来共創トライアル補助金

事業テーマ

群馬県内電気・設備サブコンの積算業務変革に向けた、AI×BPOによる業界標準DXモデルの社会実証

代表事業者

株式会社Nexadata

交付決定日

2026年7月27日

補助対象経費

45,058,000円

補助金額

32,000,000円(補助金30,000,000円、スタートアップ追加補助額2,000,000円)

ぐんま未来共創トライアル補助金について

https://www.pref.gunma.jp/site/hojokin/752695.html

AI-con Next(アイコンネクスト)について

AI-con Nextは、電気工事・機械設備の積算業務を対象としたAI積算プラットフォームです。AIが図面から品目・数量・長さの候補を検出し、担当者または当社の設計士・積算士が検出結果を確認・補正したうえで見積へ反映します。
体制に応じて、セルフモード・おまかせモード・エンタープライズの3つの利用形態をご用意しています。

お問い合わせ

株式会社Nexadataについて

  • 会社名:株式会社Nexadata(ネクサデータ)
  • 設立:2025年7月2日
  • 代表者:代表取締役CEO 槍田 三四郎
  • 本社:〒105-0012 東京都港区芝大門1-2-14 H¹O浜松町702号室
  • 群馬支社:〒370-0849 群馬県高崎市八島町117-8 第一明構ビル5階
  • 事業内容:建設業向けAI・データ活用サービスの開発・提供、受託システム開発およびDXコンサルティングサービスの提供